このレビューはネタバレを含みます
うぁーーめちゃくちゃ好きやった
自分の未来は自分で切り拓いていけるんよ…勇気もらえた。
箱入り娘のお嬢様が自分の生き方を見つける話だった。
観る前はなんとなくお嬢様役の門脇麦が水原希子に影響されていろんな夜遊びとか覚える話なんかなと思ってたけど、違った。
東京って言ういろんな人が集まる街が舞台で、
それぞれの立場に苦しみがあって立ち向かう壁があるのが、どれも胸にきた。
前半、キャラクターそのものを描くんじゃなくて
世界観を描くことで人物像を作り上げられてる見せ方がこのお話ならではですごいよかった。
その世界にいる人（主人公たちの友達、地元の同級生、実家の家族など）含めて、
世界づくりのリアリティにこだわりを感じた。みんなそこに生きてた。
でも華子ちゃんは結構最初から合コン行ったりしてて行動してるから好感持てた。
中盤後半は少ない台詞1つ1つが光ってて
人間味を感じられる言葉ばっかりで
それぞれの苦しみが痛感できてよかったなぁ…
華子がみきてぃーの部屋見渡して
「落ち着きます、みきさんの物ばかりで」
ってセリフがめっちゃ華子の世界を表してて奥行きを感じられて良かったな。
最後スペシャルハッピーエンドで大満足。
みんな自分の生きたい世界を歩いていて、
最高にかっこいいよ。
あの後、華子と幸一郎は初めて人として対話できるのかなと余韻も持たせてくれて幸せ。
こういった、人間を感じられる映画ってめっちゃ好きやなぁ。
