このレビューはネタバレを含みます
評価が高いので観てみたけど、個人的にはちっとも面白さが分からなかった。
というより、下記の違和感が気になって仕方がなかった。
①美紀が華子とその友人に、初対面からほぼ終始タメ口なのは何故?
②美紀のアパートから間近に東京タワーが見えるが、そんな場所に住めるほど美紀は高給取りなのか?
③美紀が友人と東京駅を見下ろしながら、幻の東京が云々と言ってるシーンが、説明的過ぎて気持ち悪い(ちなみにこの二人が自転車2ケツする時のBGMも、友情を美化しているようで気持ち悪い)
④華子が夫と離婚を決めるまでの心境変化が描かれてないので、ついていけない
⑤離婚したのにもかかわらず、ラストシーンで華子と元夫が長々と見つめ合うのが意味不明
あと、見知らぬ二人乗りの自転車の女性が、通りすがりの華子に手を振ってくるというのも、日本ではあり得ない気がした。
台詞回しも不自然で、例えば華子が「今日は楽しかった」と言ってるのに、夫は「睫毛長かったんだね」の謎の切り返し。
それと水原希子がモデル体型過ぎて、庶民には見えないのもミスキャストだと感じる。
タイトルも含め、何が言いたいのか分からない作品だった。