いろんなこと考えたけど、なんと言えば良いか。
塾講時代に慶応幼稚舎上がりの高校生を受け持った時の感情を思い出した。違う世界があるんだなーと。その子は素直でいい子で、お高く留まるなんてことは無かった…
ピントのあった社会階層映画であるととものに味わい深い東京映画で、なんとも珍しい慶應映画でもある。抑制の効いた正確なリズムが心情や画面の変化を浮かび上がらせる。門脇麦の衣装が真っ黒なドレス(=喪服)で…
>>続きを読む個人的にはこの国の諸問題の根源は東京一極集中にありと思っているので、東京になんか出ていかなければいいのにねと思ってしまう。ほんと、何とかしてください。
敷かれたレールの上での、東京でサバイブしていく…
貴族の子(華子)と大学も中退せざるを得ないどちらかというと貧しい子(美紀)が、とある男性を共通点に出会うところから穏やかだが徐々に変化してゆく物語。
華子役の門脇麦ちゃんはこれまでも注視していたけ…
貴族的な階級に嫁ぐみたいな境遇ではなくても、共感出来る人多そう
自分も男だが家柄みたいなしがらみや個人の自己実現より世間体を優先する家族などの描写に共感できた
華子が奥手で受動的な性格から能動的な…
なんかもうこのような映画を待っていた。柚木麻子の小説も好きだけど、彼女の作品を映像化してここまでよくなるとは!あんな高良健吾に出会ってしまったらもう加速するしかないですよそりゃあ〜。ラストまで彼には…
>>続きを読むなんだかんだお姉ちゃんたち、華子の面倒見いいのハオ
二人乗りしてた知らない子と手振り合うシーンなんか好き 美紀たちといい、逸子との三輪車のとこといい、二人乗りがなかよぴの象徴なのかな?三輪車逸子…
2024/06/01
前半にひたすら(主に主役2人の女性達の)閉塞された状況を描く。内包されているテーマは色々あるが、基本的には女性同士が連帯して様々な社会的抑圧から解放されていく作品。
様々な抑…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会