生まれる場所は選べないのに、生まれた環境が違うだけで持っているもの求めるものが違う。
肩書きとかステータスとか、外に向けて見栄を張るより、
自分の人生くらい自分に嘘をつかないで生きたいと思った。
終…
このレビューはネタバレを含みます
子供の頃当たり前、普通だと思っていた大人像がその年齢に差し掛かりどんどん崩れていく現実をそっと受け止めてくれるような優しさを内包したような作品。
それぞれの生き方を最大公約数で肯定するかのような姿勢…
このレビューはネタバレを含みます
私たちって東京の養分だよね、本当にね。都会に出れば何か変わると思ってたけど環境を変えても本質的な問題が結局自分で、あぁ誰か助けてと思いながら翌朝起きてもあぁまた私だで絶望の日もあってそれでも今日はい…
>>続きを読むTIFFにて
門脇麦演じる華子の世間知らずでどこまでもピュアなようで、それでいて全てを見透かしているかのような底知れないあの表情にやられた
それぞれの階層に住む者がほんの一瞬、交錯するときのさり…
TIFF2020ワールドプレミア。原作が好きでキャスティングが発表されたときドキドキした。幸一郎が高良さんとあとから発表されてさらにドキドキが増した。期待と不安。結果原作通りで役者さんもみんな素晴ら…
>>続きを読む2021年2月26(金)公開の、
映画「あのこは貴族」を一足先に東京国際映画祭2020で観ました。
「あのこは貴族」はとても素敵でチャーミングな作品でした。社会に厳然と存在する「階層」をテーマに描…
原作を読んだときから、映像化するなら岨手さんがいいなと思っていて、その通りの座組みになったときから期待すること約1年。
ガッカリしたくないから期待し過ぎるのはやめようと思ってたけど、そんな気持ちは…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会