岨手由貴子作品。
原作は、ここは退屈迎えに来て、アズミ・ハルコは行方不明の山内マリコ。
アレの帯文も書いてる!
それは最後に。
渋谷区松濤の貴族女子、華子と
富山出身慶應女子、ミキティと
エリー…
女性同士のキャットファイトだったりマウンティングだったり、あるいは身分の違う二人が親友になっていくような、そんな話を想像していたけれど全く違った。
「どこで生まれたって最高って日もあれば泣きたくな…
こんな残酷に身分の差を見せつけてくる。
お金持ち(というか"上流"の人たち)と一般人は住む世界だけでなく常識もルールも全部違う。
社会的な影響を全く受けない世界なんだなと実感。(特に女性の結婚とか仕…
好きなように生きることと
自分の思うように生きることの違い
もちろん私は貴族ではないけれど、
何不自由なく育ててくれた親のおかげで
華子ちゃんのように「普通の人がいい」ってずっと思ってた。
でも普…
このレビューはネタバレを含みます
なまぬるい感じのいい温度の映画
華子はいいところの子にみえたし
本当にこれであってる?と思えたミキの水原希子も
違和感なくてむしろハマり役だと思えるほど
年齢と周りからのプレッシャーの不安の中
…
このレビューはネタバレを含みます
いい映画だった。映画館で見たらもっと良いんだろうな。
ミキティーがハナコに、どこで生まれても良い日もあれば悪い日もある。でもそれを語れる人が一人いればいい、みたいなことを言ってたあの台詞がよかった…
都会と地方都市、5000円のアフタヌーンティーと居酒屋の汚いトイレ。内部組と外部組、住む世界、“お育ちがちがう”の表現が面白かった。
隔離されているそれぞれの階層で人生を考える人々が魅力的。細か…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会