Ryoko

タミー・フェイの瞳のRyokoのレビュー・感想・評価

タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)
4.0
1960年代〜80年代にアメリカのテレビ番組で活躍した伝道師夫婦の実話。 
ジェシカ・チャスティンの変貌ぶりと歌のうまさが際立ちますが、旦那役のアンドリュー・ガーフィールドも良かったし、話しもテンポ良く見やすかったです。
キリスト教の一団体がテレビ番組を持ち、番組で寄付を募り、その寄付で信者たちの楽園リゾートを作ってしまうという。全く知らなかったけど、驚きました。こちらの夫婦はクリスチャンだからといって倹約して我慢して生きるのではなく、心身共に自由に生きたっていいじゃないかー、という主張。しかし、しっかり協会団体の権力者がいて、いろんなしがらみがあってていうのがアメリカらしいと思った。
いろいろあっても、生涯タミー・フェイであることに誇りを持ち続けたこと、強く信じる気持ちがあったからこそ、人々に支持されたんでしょうね。ジェシカには、ぜひ主演女優賞取ってもらいたいです。
歌もとてもうまいです!
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