アカデミー賞2部門ノミネートということで観てみました。
実在したキリスト教を布教するテレビ伝道師(televangelist)の夫婦のお話
自分自身キリスト教徒ですが、「神の愛」や「聖書の教え」は人によってどのようにも解釈できるものだなあと改めて思った。
ただこの映画を観た限りだとタミーの神への愛や信仰心自体は本物だったのかなという印象。
世間では詐欺師というイメージが先行している彼女を色々な方向から描いた映画だと思います。特に近所の少年とのやりとりの場面が好き。
あとはゲイでエイズの人へのインタビューも良かった。嘘や偽物で溢れた彼女の人生にも輝く一瞬があったとしたらああいうところだし、それは純粋に彼女の他人への愛から生まれた物なんじゃないかな。
最後の歌唱シーンも映像として力強かったです
ジェシカ・チャステイン好演。メイクアップもすごい、、アカデミー賞いけそうだなあ。最後の方はほんと本人そっくり
アンドリュー・ガーフィールドの役も顎の部分とか実物にちゃんと寄せられてた。
あとはマーベルでキングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオが出ていたのだけど髪が生えてるのは新鮮でした。