リフ・ラフのLaserCatsのレビュー・感想・評価

イギリスの労働者階級の苦しい現状をとらえ続けるローチ監督なのに、同じ筋書きにならないのもすごいなぁ。それだけ色んな人たちが苦境に陥っているということなのでしょうか。彼らの実情を目の当たりにしてショックでした。私にとっては歴史上の人物の一人にすぎないサッチャーは、やっぱり弱者にとってはとんでもない首相だったんですかね。
ラストはちょっと衝撃的でした。せめてもの反抗なのかな。あの後生きていかなきゃいけないのにどうするのかしら…