ケン・ローチ作品の中では割としっかりとしたラブストーリーあり。
夢見がちな女の子は「イノセント」な魅力に溢れているが、そんな彼女も現実とはやはり向き合わなければいけず、ドラッグに逃げてしまう。
もし、あの時主人公が即答で「結婚しよう」と言っていればあるいは……。
いや、一緒な気もする。
そして、アフリカにルーツを求めて移住したいと言う黒人の同僚もとても気になる存在だった。
(この時代にこういう移民2世たちの存在を既に考えているというのが、監督さすがなところかも)
動物たちがいい。
犬もそうだけど、やっぱり鼠。
この映画は鼠にはじまり鼠に終わる。