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茄子 アンダルシアの夏のgesuのネタバレレビュー・内容・結末

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

うん。前に見たな。
十年前くらい(…と書いてゾッとしたが)原作黒田硫黄氏の作品を集めていた。筆ペンと墨塗りの独特なタッチの陰影と酸味のするようなクセありの人物たちが描かれていた。
本作の原作はタイトル通り茄子をテーマにしたオムニバス作品だった。
映画化/映像化していたのを知ったのはその少しあと。
ぺぺの地元に対する捨てられない敬意と憎悪の入り混じった感情はきっと万人が持ってるもんでもないんだろうな。
兵役の間に彼女を兄貴に取られてたらね。そらね。
しれっと嫁も平気な顔で出てくるけど好きとかどんな気持ちでいうとんな。
地元のあのまとわりついてくるうんざり感と結局どこか感じてしまう安心感てやっぱ言語化できないよなー清濁合わせ飲むというか。
帰るか、とは思うけど帰ったら帰ったですぐ辟易するからなー
自転車レースって詳しくないけど、ただこいでるだけじゃなくメンバー各々に役割のあるチーム戦なんだな。
チーム戦力と順位とポイントが絡んでルール複雑そうだから深く掘ると面白そう。
遠くに行きたいと願うぺぺと、才能がありながら地元で結婚して地域に根差すことを選んだ兄貴。
きっとお互いの境遇を羨ましく思うところがあるんだろう。
茄子の漬物とワインいいな。仮に旨くなくても食べてみたい。
パオパオはビールのホームラン王!
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