ホラーマニア斗真

Blood on Méliès' Moon(原題)のホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

Blood on Méliès' Moon(原題)(2016年製作の映画)
2.5
ルミエール兄弟は行方不明になったルイ・ル・プリンス発明家と彼が発明した装置の行方を追いかけていくと、驚くべき真実が発覚するという、イタリア発🇮🇹のホラーファンタジー。

"詰め込みすぎて意味不明"

イタリア語が全く分からないため、細かいストーリーは把握できませんでしたが、雰囲気でなんとなく把握できたような気はします。あまり自信がありませんが…😭

とにかく、鉄砲の弾をモデルにした宇宙船、宇宙での神秘的な現象、何者かに殺される事件が発生する等の色んな要素を詰め込みすぎている内容でした。物語が分からないうちにどんどん話が展開し、そのうちよく分からない展開もどんどん出てくるため、理解しようとしても置いてけぼりを食らいました😂

あと、緊張感や迫力も皆無、演技があまり上手くない俳優たちばかり、CGが荒い等の残念なポイントも多かったです。荒いCGで表現されたUFOや惑星とかは本当に酷すぎて笑えました。簡単に言うと学生による自主制作レベルより少し上のレベルの演出でした。この表現、伝わってくれるといいな…🛸

要するにぶっ飛んだ世界観は良くても、レベルの低い演出のせいで台無しにしちゃっている感が否めかったです。また、喉を切られたり刃物が頭を貫通したりする等の残虐描写はありましたが、個人的にはあまりグロいとは感じませんでした。ですので、スプラッター映画が好きな人からしたら物足りないと思います🌝

というわけで、内容があまりにもカオスすぎて何がなんだかですが、良く言えば自由を謳歌しているような感じで、かなり独特な作品でした。確かに映画の出来は微妙でしたが、世界観は嫌いではなかったです。結論から言うと予算を増やしてリメイクしたら面白くなりそうな予感のある、微妙な出来のホラー映画でした🌚

※イタリアンホラーは理解不能な作品ばかり🍕