麻雀を取り入れたコメディラブ。須田亜香里主演。
実力はおろか麻雀のマナーや常識も危ういプロ雀士の主人公、とある雀荘で出会った凄腕プロ雀士に教えを請い心身ともにレベルアップ。師匠と共に麻雀の栄光を勝ち取ろうとするが...。
萩原聖人目当てかつ自身も麻雀打ちなのでレンタルをずっと待ってた作品。Mリーグ開幕と同時に鑑賞ということにしてみた。哀愁漂う師匠と天真爛漫な主人公の対比が良く出てた。麻雀の解説パートもちょくちょく出てくるけど、そもそもこの映画を観る時点で相当な麻雀ファンと思うので問題はなし。レベル的には初心者にはちょっと難しそう、中級者にはこれぐらい当然という感じだった。ただ点数計算だけはバッチリ出来てるのがさすがプロといったところか。実況の日吉さんも安定してたけどいつもの絶叫な感じはさすがになかった。
「麻雀に三色もイッツーもない」というドライな台詞が印象的。大体の作品は大味な手が炸裂するけどこちらは基本に忠実。ただストーリーは大雑把で、戦いはこれから...というところでエンドロールになってしまったのはかなりのマイナスポイントだった。単品で楽しむにはちょっと難があるけど歴戦のファンはこんなものかなといった感じ、オススメッ！
