おときち

劇場版 アーヤと魔女のおときちのレビュー・感想・評価

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)
1.0
なんだこれは。
すごくつまらなかった。くすりと笑うこともワクワクすることもなく、ただただ時間が過ぎた。


3DCGアニメにした理由がわからない。本当に何故だ。ただやってみたかっただけ?
そしてクオリティが低い。背景はキレイだけどキャラクターの表情や動きが微妙。ゲームのCGレベル。ファイナル・ファンタジーとかの方が良いんじゃない?

人と人が会話する時や、何かを見る時の視線がちょっと合っていない。不自然。違和感。

シーンの切り替えがパン、ティルト、暗転ばかり。飽きる。『コクリコ坂から』でも思ったけど、本作の方がひどい。

「ジブリといえば、美味しそうな食べ物だよね?」感だけの食べ物や食事のシーン。今まで観たジブリ映画の中でいちばん美味しそうに見えなかった。


原作は未読なので、原作の影響かどうかわからないが、脚本も何がなんだかよくわからない。はじまりも終わりもよくわからない。もちろん、劇中でなにが起きているのかはわかるけど、意味がわからない。
バンド設定は何?曲もダサい。歌も微妙。
声優陣も厳しい。やっぱりちゃんとした声優さんの方がいい。


企画で宮崎駿がクレジットされていたけど、本当に企画だけで、作品にはノータッチなんだろうなこれじゃ。


エンドロールでのイラスト画は良かった。
あれでやればよかったのに。