あか

劇場版 アーヤと魔女のあかのレビュー・感想・評価

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)
1.0
終始主人公がサイコパスで、こちらのイライラが限界突破してしまう。この映画は何を表現したかったのだろう。子供がこの作品を観て何を感じて欲しいのか全くわからない。打算的に生きていくことに何の躊躇いも反省もない。苦労することだけが素晴らしいことじゃないのは、そう思う。でもさ、共感だったり応援したり寄り添いたいじゃん!本当に原作小説はこんなにも「操る」という言葉がでてくるのか?みんなを自分のいいなりにできるってナチュラルに思ってるところ怖いよ。失敗してテヘペロってしたところ最高に殴りたい顔だな。イギリスの片田舎が舞台なのに「南無阿弥陀仏」って言ったぞ!もっと世界観に合った言葉あるよね!!!!!
初っ端から赤髪女性の演技の下手さにガッカリ。孤児院にセザンヌやフェルメールが飾られてたのはとてもいい。
全然ハッピーエンドじゃないが?アーヤが過酷な奴隷生活でボロボロになって最期に見た夢というなら納得するレベル。
女性がドラムやベースのリズム隊を担ってるバンド好き。佐竹美保さんがキャラデザでこんなにも憎たらしい主人公が出来上がってしまうのか…
ワニよりも酷い体験…3Dアニメなのはしかたない。時代の波だもの。だけど面白くてワクワクするような作品が観たかった。
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