ぬぬぬ

劇場版 アーヤと魔女のぬぬぬのレビュー・感想・評価

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)
2.6
設定や世界観は悪くないけど惜しい、という感じ。起承転結がなくダラダラ続いて急にブチンッと終わる。冒頭から複数散りばめられた伏線は一切回収されない。原作が未完であることを尊重したためにこうなったらしいが、あまりにも唐突すぎて開いた口が塞がらない。バンドメンバーというオリジナル設定を入れるなら、続きも描いてほしいし、それができないなら原作選びから失敗してるのでは …?
キャラクターは主人公アーヤを始めあまり魅力を感じなかったが、観ていくうちにそれぞれの愛嬌に気付く。声優に関してはアーヤママ役の演技がかなりひどいので、メインキャラクターの演技は特に気にならなかった。歌メインで起用したなら、演技のアテレコは似た声質の声優のプロをキャスティングするべきだったのでは。
今作の目玉である3DCGは、3DCGである必要であったのか甚だ疑問。エンドロールの手描きコンテがとても素敵だったし、個人的にはこれぞジブリと言わせる手描きで観たかった。
アーヤの下僕ショタのカスタードくんと、黒猫トーマスが可愛かったので星追加。
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