ジブリとか宮崎駿の息子とか、そういうの関係なく普通に1つのアニメーション映画として面白さがない。
時間配分どうなってる。
物語が動き出すの、ラスト10分くらいやん。起承転結で現したら、起承だけで9割使っとるやん。
母親との再開からがメインになる話ちゃうんかい…!
と思ったけど、
もしかしたら幼稚園~小学生低学年向けに特化した映画なのだろうか?
家の中でのやり取りが主軸というミニマムな世界観、スピード感ないキャラクターたちの動き。
ストーリー性のなさや主人公の成長がないところ。
そういうのも、『ストーリーやキャラの心情を理解するのが難しい小さい子どもたちのため、そういう要素をあえて省いて、アーヤの顔芸やリアクション、イタズラ描写で楽しませることを狙った』と解釈すれば、まぁ理解できるかも。
でもそれって映画でやることじゃないしな。それはNHKで15分くらいのショートアニメでやることだしな…
結局、映画としてはおかしい作りなんだよな。
『原作が未完だから終わり方もぶつ切りエンドになった』みたいな情報を見たけど、それを上手いこと着地させるのがクリエーターの仕事だし、それが出来ないならそもそも作らなければいいわけで。
誰のために、なんのために作られたのか伝わってこない映画でした。