がんさ

劇場版 アーヤと魔女のがんさのレビュー・感想・評価

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)
1.0
注)申し訳ありません。
過激な言及をしており、不快になってしまうかも知れず…嫌な予感がしたら閉じてほしいです。

※あらすじは省く。

〜〜〜

◆誰に向けた作品?

台詞なし、15分くらいのショートアニメーションなら成立するかも。それくらい、体感何も積み上がっていかないし、何より本作の筋が残酷過ぎる。

わたしは道義を説けるようなできた人間ではないけれど、少なくとも子供には、全くおすすめしたいと思えない汗

キャッチコピーの1つは、
「私のどこが、ダメですか?」らしいけれど、まず嘘をつくのはダメだよ。

〜〜〜

昔、なぜ小説家は猟奇犯罪者の話を書けるのか興味を持ち、その手のタイトルや文献を読み漁った時期があるのだが…汗

本作の主人公アーヤの思考、言動や行動に、反社会性パーソナリティ障害、いわゆるサイコパスの特徴が、顕著にあらわれている。

※サイコパスが必ずしも猟奇殺人を犯す訳ではなく、例えば特徴の一つとして、目的のために手段を選ばない思考傾向により、そういう行動結果を生む人が一部存在する。

わたしはこれまで、読んだり、観たりしてきた、数々の猟奇的な犯罪者と、

見てくれだけは、(クワガタムシみたいな髪型をした)少女が、同列に並ぶ感覚がして…

当然、そのような制作意図がある訳もなく、余計にゾッとしてしまった汗

〜〜〜

3/24追記

原題のアーヤはearwig=ハサミムシ、「耳の虫」を指す古英語だそう。

寝ている人の耳から食い入る〜という伝承があるのだとか。

クワガタじゃなくてハサミムシだった。もう見た目も邪悪じゃないか…

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ルック
シナリオ
役者
深度

フィルマークスは、スコアに1.0以下をつけられないシステムなので、

参加点で1.0
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