バケットリストもの。
自身のやりたいことを抑えて家族のためにこつこつ整備士として生きてきた男と、病院の経営のために家庭を振り切り生きてきた男。大病を患い同室になったふたりは余命宣告を受ける。
余命は半年から1年。ふたりは作成したバケットリストを消化すべく旅に出る。
主人公ふたりが実在するような人物像の掘り下げ。反りが合わないようで合う2人の掛け合いが面白い。前向きに死を語れる相手がいるのはすごく憧れる。
自身と他者に親切に寛容になれることこそが、幸せの近道なのかも。
ロケーションが最高。旅行がしたくなる。