Poniha

スペリング・ビーへの挑戦のPonihaのレビュー・感想・評価

スペリング・ビーへの挑戦(2020年製作の映画)
4.0
受験シーズンですが、皆さん英単語は大丈夫ですか?😂

アメリカで100年以上の歴史を持つ15歳までの子供を対象にしたスペリング大会「スペリング・ビー」を追ったドキュメンタリーです。全国大会はスポーツ番組ネットワークESPNでも放送されるほどの人気を誇ります。

スペリング・ビーのルール:ひとりずつ出題される英単語を正しく聞き取り、その単語のスペルを回答。正しいスペルを回答できたかどうかで判定される。
間違えたらその場で失格となり、最後まで正解し続けた出場者が勝ち進むことができる。。

ここ10数年、全国大会での優勝者はインド系の子供たちが占めており、なぜインド系の子供たちは強いのか?その謎にも迫ります。

全国レベルの子供たちの語彙力がすごい(←語彙力ない😅)。辞書には47万語くらいの単語があるらしいですが、全国大会レベルの子供は10万語くらいの単語のスペルを覚えてるらしい🤣ただ単語を覚えてるだけではなくて、語源や語幹を覚え、それから派生する言葉の意味やスペルをさらに覚えていくそうです。

例えば、主人公の一人、アカーシュくん7歳が教えてくれた45文字の単語😂”Pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis”は下のような語源や語幹に分かれますが、こういうのを芋づる式に覚えていくみたい😳
pneumono - 肺(古代ギリシア語が元となったラテン語より)
ultra - 超(ラテン語より)
microscopic - 微視的・顕微鏡(古英語、またはラテン語の mikron (小さい)と skopos (視界)より)
silico - ケイ素(ラテン語より)
volcano - 火山(ラテン語より)
coni - 塵(ギリシア語の konis より)
osis - 病気・症状(ギリシア語より)


スペリングに限らず、興味を突き詰めること、そしてその興味を両親は最大限引き出せるように、強制するのではなくサポートすることが大切なのかなと思いました😁
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