EUフィルムデーズで。
仕事がないから国を出る、というのが当たり前になろうと全ての人が故郷から飛び出すわけではない。家族がいるとか、生まれ育った街を愛してるとか理由は様々だし、どちらが良いとか悪いとかっていう話じゃないんだけど、シュペラはずっと貧乏クジを引き続けているように見えてなんだかかわいそうだった。
こんなにじわじわと苦しいモラトリアムをじっくり描かなくても……ってちょっと思ってしまった。日本にもこういう出口のなさに藻掻いている若者いっぱいいると思うんだけど、これを見て勇気づけられるかというと……?