ニコラ・モーリー　初監督＋脚本＋主演

人が誰かを愛する時に起こる嫉妬心を中心に
非常に繊細な、心の機微を描いた作品。

ニコラ・モーリー、ナタリー・バイが表情も含めて素晴らしい演技。
そしてロール・カラミーが凄い（目が釘付け）。

ご本人もゲイであることをカミングアウトされているようで、たくさん傷付いた経験から優しい作品になっているのかも。

羊モコモコセーターが可愛い。
何故か日本人シスターが登場。

#映画批評月刊　vol.4

第4回映画批評月間《フランス映画の現在をめぐって》にて。

ニコラ・モーリーくんが束縛系乙女。よくある話かなと思ったけど、監視カメラとか取り付けるくだりは今っぽい？ 羊柄の赤いセーターがゲイっぽくてよかった。🐶が支えになるが、ケヴィンと絡み方もいい。プールのシーンが心に残る。

　30歳代のゲイであるジェレミーは、俳優で芽が出ずに悩んでいた。また、嫉妬深い性格で恋人の浮気を疑い、関係がこじれてしまう。
　そんな中、母親の故郷へ帰郷する。

　ジェレミーを演じたニコラ・モーリーもゲイであり、初主演監督脚本作品とのこと。

　結局、何だったんだろうなという印象。
気になるのは自殺した父親とジェレミーはどういう関係性で、どういう影響を与えているのかが気になった。
　あの日本人シスターは一体何だっただろう？
　
　映画全体はコミカル要素があって、音楽も良くて見やすい印象。

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