ガガーリンの名を冠した団地が、老朽化に伴って解体される。そこに暮してきた青年の、一命を賭した抵抗。
彼の壮大な構想と、その反面で、単なる一青年としての思いが同居しているのが興味深かった。その周囲に、いろんな社会問題も降りかかっている。
正直なところ、見終わった直後は「？？？」ってなっていたけど、レビューを見ていろいろつながりました。とはいえ、リアリティを感じられなくて引っかかる部分もあって、もやもやが残っている。自分がリアリティを感じられるかどうかが、かなり映画の好き嫌いに直結するので、その点では好きになれないところもあった。
