▶︎2024年:86本目
▶︎視聴:1回目
枝さんの鑑賞リストから発掘した作品。
《ストーリーについての評価等》
まずは、なんといっても幻想的な宇宙空間を彷彿とさせる映像カットたちが印象的。
ポスターからも伝わる、空のグラデーションが鮮明に綺麗だった。
そして、皮肉にも彼の宇宙空間は、アスベスト舞う寒空(?)の下のバンリュー(フランス語で“郊外”。貧困層の住む公営団地を指す意味としても用いられる。)であった。
クライマックスを見て、彼の生死がどうなったのかは、鑑賞者の想像次第だろう。
《その他つぶやき》
全体的にBGM・効果音少なめだった印象と、登場人物たちの会話のやりとりには落ち着きとほどよい間があったように思う。静寂を味わいたい人にお勧めの映画。