4年前くらいのアカデミー賞「ムーンライト」と似たような色使いで、テンポも良いし、静と動の強弱もあるので飽きずに観られました。
幻想的で神秘的なラスト。
主人公ユーリの団地への執着はおそらく、自分よ…
映像も音楽も嫌味なくセンスが良い。
なんだかMonolake Recordsのジャケットを思い起こさせる...
ラスト10分に差し掛かるまでの、被写体に正直なカメラワークが一変してしまう変な無重力…
実在したパリ郊外団地ガガーリン。1963年造の老朽建物に暮らす少年ユーリは、ある日家族に置き去られる。
解体手続きの進む現実と、少年の育む宇宙への夢との混濁、ロマ少女との淡い恋。家こそ人の輪郭なん…
ガガーリン団地に居住するユーリは解体に反対し、存続させるために最善を尽くすが、解体は覆せずに一人二人と住人たちは去っていく。
宇宙に憧れるユーリの精神世界と団地解体までをハイブリッドした独特の世界…
映画『GAGARINE/ガガーリン』
日本でも同じようなことが起きたが、
2024年パリ五輪で取り壊されたガガーリン団地。なぜガガーリンか?共産党が赤い街の象徴として、1961年に赤レンガで380…
美しく切ない映画でした。観終わった後すこ団地に住む人たちにはいろんな色があってきれい。母を待ち、団地を立て直そうとする青年の心も美しい。彼が宇宙飛行士になって団地という宇宙の中で現実の夢との間をユラ…
>>続きを読む変わりゆく街の風景の影に、
空の郊外に見捨てられた月の隣人
宇宙船 in 団地でたった一人内緒の篭城戦…?月のおとなりで。ロシアの宇宙飛行士と同じ名前の実在した団地を舞台に、帰ってこない母を待ちな…
フランス団地映画といえば『憎しみ』と『レ・ミゼラブル』をパッと思い出すのですが、上下左右どちらから撮るからで全く表情を変えるので、カメラが俄然面白い。
しかし、現代劇である本作の団地と『憎しみ』の…
【団地は青かった】
カンヌレーベル2020に選出されたファニー・リアタール、ジェレミー・トルイ長編デビュー作『GAGARINE』を観ました。本作は2015年の短編映画の長編映画化であり、パリ郊外にあ…
[ある時代の終わりに捧げる感傷的宇宙旅行] 50点
ユーリ・ガガーリンの名前を冠した"Cité Gagarine"は、1960年代に住宅開発プロジェクトの一つとして建てられた公営団地である。落成式…
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