俗世と離れて対人関係に不器用すぎるメアリーと、鬱病(というか旦那のモラハラが原因よな…)で療養にきたシャーロット(本来は明るくて賢くて社交も上手)、
正反対のふたりが言葉少なにゆっくりゆっくりうちとけていくのが良かった。あんなに突き放してたのに後半はメアリーの笑顔が増えてにこにこした…
泥だらけででかい岩掘るの、めっちゃよい…暖かくなって夕日の海で泳ぐのもめっちゃよい…
シャーロットの貴族のお嬢様奥様なお洋服たちが全部かわいい。縦ロール…
同性の恋愛を扱ったものでは珍しく(?)、片方が旦那とより戻す〜とか結局結婚しました〜とか別のひとと恋に落ちました〜みたいなオチではなく、
お互いが心のなかにいるのに同じ世界では暮らせないな…みたいな、視線があっているようであっていない、みたいな終わり方だった
きっとメアリーはあの海辺で泥臭く化石採掘を続けるんだろうな…