「大好きな人に抱かれたい」
たしかにシンプルな欲望です．わかりやすい．ギリ高卒の阿呆な落語家にもわかりやすくって助かります．こんばんわ．三遊亭呼延灼です．
ですが，問題は物語が壊滅的に面白くない事．一部界隈には刺さるのかもしれませんが，私には倍速（しかも，2倍速）視聴で十分でございました．
男性からの電話に恋焦がれ，すぐに脱ぐのに服選びに真剣になる．さらには，生活に支障をきたし我が子を轢きそうになる．都合のいい女，サセマン．そんな女性が最後には男性と別れを告げ，強く生きようと心に決める･･･すいません．これのどこに共感すればよろしいのでしょうか．彼女と比べたら，私はヴィクター・クロウリーさんのほうがよほど友達になれそうです．もっとも，友達になるよりも先にぬっ殺されるでしょうけど．そろそろ，クロウリーさんの新作できませんかしらね．犠牲者のTシャツがアート・ザ・クラウンとか，そーゆー小ネタも交えて．
交えてといえば，本作の三割くらいは助平のシーンなんですが，一瞬男性の巨大珍棒が映ります．ノーモザで．そりゃ，シングルマザーの女性は虜になりますわな．でも最近だと『胸騒ぎ』も局部ノーモザでしたけど，そーゆー事と受け止めてもよろしいんですかしら．だとしたら，ありがたいことです．
