東京国際映画祭にて鑑賞。
ワールドフォーカス部門より今年のカンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出されたフランス映画『ラヴ・アフェアズ』。比較的にハードなドラマが続きがちな映画祭期間中に、今作のようなガッツリ恋愛映画を観られるのもありがたいと思い、鑑賞することに。
従弟の家を訪れた小説家志望の青年が、従弟の妻と、お互いの過去の恋愛話を打ち明けあう。映画はその打ち明け話を皮切りに、様々な登場人物が抱える恋愛事情を軽やかに連鎖させていく。
出てくるエピソードは何れも一筋縄ではいかない話ばかりだ。しかし、その一癖あるところが、今作の面白さの源泉でもある(嫌悪感を抱く人もいるかもしれないですが)。
決して嫌いではなかったけれど、個人的には少し縁遠く感じる話も多く、強く共感したり深く刺さったりすることは無かった。全体としては「普通」といったところ。
気になる方は機会(日本公開される可能性は比較的に高いと思います)があればぜひ。