しもんぬ

ラヴ・アフェアズのしもんぬのレビュー・感想・評価

ラヴ・アフェアズ(2020年製作の映画)
4.7
映画批評月間 フランス映画の現在 vol.3@広島市映像文化ライブラリー

主人公の作家(ニールス・シュナイダー)が執筆のため田舎の従兄(ヴァンサン・マケーニュ)の家を訪れるも、急な仕事で二~三日戻れないということで妊娠中の奥さん一人で彼を迎えることに……。家主不在の中、あまり関係の近しくない男女が互いの愛の物語を語り合う。

両者とも三角四角関係の末……といった話なので、複雑な回想構造になってるし、感情の言語化もロメールばりに喧しいのでセリフの洪水感は否めないんだけど、でも決して見づらい映画ではなく、なんか昼ドラみたいにスルスル観れて面白かったです。

ヴァンサン・マケーニュの元奥さん役を演じてたのはダルデンヌのロゼッタ役の人だったんですね?ものすごい美人になってた!この作品に出てくる女優さんはみんな「下半身が太ましい美女」ばかりで、個人的にこの監督、信用できるなと思いました。


★エマニュエル・ムレ特集
『カプリス』Caprice (2015)
『言葉と行動/ラヴ・アフェアズ』Les choses qu'on dit, les choses qu'on fait (2020)
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