美しくてロマンチックな映像に魅せられる青春映画
フランスらしい、カジュアルで可愛いファッションも魅力！
あなたが愛していたのは彼じゃない。
自分が創り出した幻想よ。
顔と体を好きになって、心も理想通りだと期待した。
というセリフがとても印象的だった。
アレックスがダヴィドを形容する時に、恋人ではなく理想の親友というのも、なんだかいいなとおもった。すごく普遍的な恋愛を描きながらも、二人の関係を恋人と定義しないところに、愛の解釈の余地を感じた。
はじめての恋に溺れるアレックスと奔放なダヴィドのすれ違いは痛々しいようで、今まで何千回も描かれてきたようなテーマで、すこし捻りが無さすぎるのが観た直後物足りなく感じたけども、個性的な映画ばっかりが素晴らしいって訳でもないから、これはこれで魅力があるかなとおもったり。
まとめるととにかくダヴィドが魅力的すぎた。
