このレビューはネタバレを含みます
本当の自分に出会えた夏。
本当の自分を教えてくれた彼。
終わりかけの恋を本当の終わりに追い込んだのは死。
後にも先にも戻れない。
もう努力したってどうにもならない。
彼は死んだと受け入れることしかできない。
辛すぎるね。
喧嘩の原因になったケイトが言った言葉。
あなたが愛した彼は幻想
顔と体を愛して、心も理想通りだと期待した
理想の友達。
彼は存在しなかった。
私たちが思っていたのとは別人だった。
あまりにも辛すぎる言葉だけど
実際そうだったのかも。
世の中に溢れる人間関係って全部これなのかも。
大好きなあの人も、大切なあの子も、
本来の姿は本人にしかわからない。
私が思うあの人の姿はあくまでも私の頭の中での想像でしかない。
悲しいけれどそれが現実。
