お酒を飲めば自信も出るし饒舌にもなるので人生上手くいくのでは？と、何度も考えたことはある。そして自分の人生でも何回かそうした経験はある(プライベートの時)。
血中アルコール濃度0.5%を維持し続けることで身体よりも精神的な影響の方が大きそうではある。作中の登場人物はどこか依存できる場所や人を探していて、それをアルコールに求めたけれど他のものに目を向けると改めて価値や意義を見い出せてくる。
しかし劇中の飲みっぷりすごいな…。翌日二日酔いにならないんだろうか。お酒の失敗は数多く経験しているからこそ、身につまされる想いで観ることができた。
予告だとコメディ感強かったけど、実際は印象が真逆。監督の娘さんがアイデアを出し、自身も出演予定だったけど事故？で亡くなってしまったとのこと。実際の学校や友達も出演しているらしく、人生における喪失と友情にスポットを当てて観ても面白いと思う映画。
