アルコールの功罪を描いた悲喜劇。日常に不満を募らせていた中年4人が哲学者の「一定量のアルコール摂取による人生好転」の話を検証する姿を映す。
酒の良い所と悪い所が映される本作。話は面白くはあるけども予想通りの展開が進んでいくのが物足りない感じもあります。そこを補うのがマッツ・ミケルセン含む仲良しオヤジ4人組の会話劇と端々の行動から漂う喜びと哀愁さ。彼らの関係性の見せ方が上手かったので最後までドラマを楽しめました。終盤の展開は一部気になる所があるものの大好きになれたシーンがあるのでヨシ!
本作登場の酒であるウォッカやワインを飲みながら観ると登場人物達の気分とよりシンクロできて面白いかもしれない。