このレビューはネタバレを含みます
依存症に至る病。
辛いこと、困難なことを「それ」でのりきった経験がある。
「それ」を取り込むのに正当化できる理由があれば、後ろめたさを見えないところにおいやることができる。
比較的入手もたやすいが、入手困難な状況になっても無理してでも手に入れるようになる。
自分の意志でやめることができると思っている。
気が付くと日常生活に支障が出ているが、「それ」をジャマするものに対して殺意が沸く。
この作品を見て、酔っぱらって踊るマッツの色気に酔いしれる。
……いやでも、何かの依存症から抜け出すには、別の依存症になるしかないような気がします。