くたびれたオッサンたちが何故か職務中に飲酒をすることで
一念発起、一発逆転を図る。
お酒を勧めてるわけでも、遠ざけてるわけでもなく、
「なにごとも行き過ぎは良くないぜ！特に世の中に倦んでるからって
極端な方向に走るなよ！酒も然り！」的なメッセージを伝えてくるのが
中庸っぽくて好き。
作品の性質上
どうしても先の話がなんとなく読めてしまうのがネック。
そりゃ、飲酒して業績が上がり続けるならそれに越したことはないけど、
世の中そんなに甘くない。
それにしても、向こうの人たちのホルムアルデヒド分解酵素の量には
恐れ入った。日本人の三倍くらいがこの人たちの適量なのでは…？？
