かずととしのパパ

ジュゼップ 戦場の画家のかずととしのパパのレビュー・感想・評価

ジュゼップ 戦場の画家(2020年製作の映画)
3.5
びあ(アプリ)の試写会できのう、見せてもらいました。
まず、フランスにスペイン人の強制収容所があったことを知らなかったので勉強になりました。フランスの黒歴史としてあまり公開されてないのかもしれないですね。時代は1939年2月のスペイン内乱の末期・9月には第2次大戦となります。物語は当時、憲兵だった祖父が孫に話しをするというものでした。祖父はジュゼップに画材を渡すなど友好的でした。ジュゼップの作品をどう見るのかは色々あると思いますが個人的には好印象でした。アニメなのでふつうの戦争物に比べれば重くもない感じでした。上映前にこの世界の片隅にの片渕監督がお話ししてくれましたが、アニメでもこういう作品の予算を取るのは高いハードルとのことでした。高いハードルをクリアして黒歴史を公開してくれたスタッフに敬意です。アニメでエンドロールをのぞけば約68分なので、新宿近くて暇ができて戦争物に興味のある方にオススメです~m(__)m