ヨーテボリ映画祭にて。
去年のサンダンスの時には無かったリズ・アーメッドとニコライ・コスタ=ヴァルドーの名前が製作総指揮にあった。
この作品を支援するためにサンダンスの後に加わったそうだ。
アニメ(たまに実写映像あり)映画だが、ドキュメンタリーにアニメを「乗せた」という感じ。
残酷な現実や実話をアニメにしたのはいくつか見たが、こういうスタイルは私はそんなに見てない。
なぜアニメなの？というのは過酷な内容を少し中和する意図があるのかと勝手に思っていたがそんなことはなく、本人保護のためなのね。(冒頭に「本人保護のために名前や場所は変えてある」と出る)
コペンハーゲンで暮らすアフガニスタンからの難民アミンが語る自身の半生が過酷だった。
彼がこうやって語ることができるのはその壮絶な過去を乗り越え、協力してくれる人もいたからだ。
家族への思いを考えると胸が引き裂かれそうだ。
こういう人生をを辿った人は他にもたくさんいると思うと泣けてくるな…
その出来事を振り返るだけでなく、抑えて内に秘めて苦悩していたことからの解放でもあった。
本当の自分を知ってくれた人がいる、もう逃げない日々、どうかこれからは平和に幸せに暮らしてほしい。
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