“FLEE”とは。
危険や災害や追跡者などから
安全な場所へ逃げるという意。
簡素系に描かれたアニメのキャラクター
淡々と綴られるアフガン国民の日々。
切羽詰まったシーンでは 人間の
外枠での荒々しいタッチのアニメで
時折挟まれる 当時の映像達。
登場人物達の会話も淡々として
だからこそ胸に刺さる言葉達。
「故郷とは
ずっといても良い場所」
そんな事を思った事も無かったし
意味すらも理解せずでしたが…。
作品を観て 突き付けられた現実。
フライヤーを最初に目にした時には
可愛いとしか思って無かった事を
とても恥ずかしく思いました。
劇場で買ったパンフを読みながら
今日の時間を振り返ってみたい。
そう思わせる 重厚な作品でした。