難民の認識がだいぶ変わった。
私はニュースとかで難民というひとかたまりで見ることが多いので、そこまで想像力働かせて考えてこなかったな。
日本とか移民嫌いの傾向あるしそういう記事やSNSの投稿などもよく見かけたから余計にちょっと無関心寄りの考えでした。
当たり前のことなんだけど一人一人にフォーカスしていくと人に歴史あり。私もちょっと冷たい視線を向けていたところあるので罪悪感で心地悪くもなった。
そしてこれ他人事じゃないなとも思ったし自分もいつそうなるかわからんなと思いました。
無邪気な子供時代の回想シーンでtake on meが流れたところは涙出てきた。
こんな無邪気に振る舞えた時間は彼にとっては少ないだろうと思う。
あとヴァンダム、daftpunk 、ace of baseとかアミンが私より少し上の世代の人のせいか余計に感情移入。
家探ししてる時のこの木は何かな?とか猫と遊んでたり普通の雑談が入るのも彼らの実在感が増してて良き。
同じ時代をこんなふうに生き抜いてきた人もいるんだなと。映画見終わってからも一日中考え事してました。
帰る場所がない、家にいても落ち着かないって地獄なのでアミンにとって落ち着ける場所が出来て良かった。
ネタバレ↓
アミンが兄、姉にカミングアウトした時に兄がなんの説明もなくいいから付いて来いって連れて行かれるところ焦ったー。
えっ?風俗でも連れて行くの?お兄ちゃんそれはやめてあげてって思ってたらなんとゲイバー。もう理解ある兄でほっとしました。
アフガニスタンはゲイって存在や概念すらないって最初に説明あったからどうなることかと思いました。
お兄ちゃんは最後まで良い人だった。