父親がアルカイダに捉えられ、アフガニスタンから母親や兄弟姉妹と逃げた一家の歴史をアミン·ナワビが回想し、アニメーションと実映像で語る。
ソ連(ロシア)からスウェーデンに逃げられた二人の姉妹と兄、一方密出国できずに戻されたアミンはソ連(ロシア)で警察官に金や時計を奪われてしまう理不尽さ。同じく捕まった少女に何もできなかった後悔。
デンマークに逃げ、努力して安定した生活を得られたアミンだが、苦しかった過去の記憶は消えない。人には住む家と安定した暮らしが必要なのだと実感する。
実写では表現できない映画だった。
