アミンと家族のドキュメンタリーのアニメーション。
アフガニスタン情勢や難民として生活する事とはどういうことか、自分の素性を隠して暮らす息苦しさを少しでも感じる事ができた。
ロシアの腐敗振りは「ドンバス」を思い起こさせる。生きるためには、人はどれだけ酷いことできるのかってことなのかな。
息苦しい難民生活の中でアミンの性への違和感や男性に対する憧れが、忌む事ではなく普通の性への目覚めとして明るく描かれていた事が良かった。今の彼との関係も穏やかで微笑ましかった。
末っ子のアミンより、両親、兄姉達の方がよりダメージが大きいようで気になった。
何か直接出来るわけではないが、知らないより知った方が良かったと思う。