このレビューはネタバレを含みます
アニメーションという手法を用いて、個人を守りながら、事実を記録していく。
面白いものを観た。
内容については、
ちょっと文化が違いすぎて感情移入できなかったけど、まだまだ表現方法って残ってるんだ…
国のこととか戦争のこと、政治のこと以上に個人(あるいは家族)のことの映画だと感じる
アミン個人の話だけど、彼だけのことじゃないし観る側も自分自身について考えさせられる
過去を振り返るアミンの今もま…
アフガニスタン〜ロシア〜西ヨーロッパにまたがる数奇な運命。インタヴューを受ける現在のシーンも回想の再現ドラマもともども同じタッチのアニメで描かれるもんだから、現在と過去、現実と虚構、その境目がシーム…
>>続きを読む冒頭に流れる"Take On Me"。そこから差し込まれるあのPVを思い起こされるタッチのアニメーション。その真相を知った時、とんでもなく胸が締め付けられる。ぬるぬる動くアニメーションではないからこ…
>>続きを読むロシア版マクドナルドができるらしい。
そんなニュースを最近見た。
ロシアにマクドナルドができる。
この映画ではそんな場面があった。
昔、ニュースで
コンテナ船の狭いコンテナの中で多くの人が命を落…
アカデミー賞3部門にノミネートされたことで話題になった本作。
この映画のことを知り、調べている人なら知っていることだろうが、いわゆるジブリや新海誠作品のようなアニメーションの映像美や青春ストーリーが…
アミンが何度か口にする「責任」という言葉が重い。
後半、兄がアミンを連れて行った場所は予想外だっただけに余計に胸に迫る。
テレビやカードの人物がウインクしてきたり、監督や恋人と冗談を言い合ったり、緩…
難民問題のリアルについて。
まさにFLEE、すなわち「逃げる」ということ。
国家、家族、宗教、そして性的なアイデンティティから
主人公は「逃げる」。
しかし、逃げたからこそ生きる道と場所が、
さら…
アフガニスタンから逃げロシアから逃げ過酷な放浪の末にやっと故郷と呼べる場所を得たゲイの男性のとてもヘビーな人生に関するドキュメンタリー。登場人物の保護のためにアニメーションが用いられている。
彼…
Final Cut for Real ApS, Sun Creature Studio, Vivement Lundi!, Mostfilm, Mer Film ARTE France, Copenhagen Film Fund, Ryot Films, Vice Studios, VPRO 2021