ming

名も無き世界のエンドロールのmingのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

これが伏線だと分かっていてある程度の流れは掴めても最後の結末には驚愕した。
真剣佑さんの表情によってより作品に引き込まれた。

3人が3人の存在意義や愛情を信号の押しボタンのように確認しあって見出していたからこそ3人にしか分かりえない世界があった。
自分の存在が無いものにされるなんてそうそうあるものじゃ無い。だけどそれを1番恐れていた彼女の身にそれが起こってしまった。ただ大好きな人たちと一緒に生きたかっただけの彼女。自分の世界にとってはとても大切な存在でもその他大勢にとっては居なくなっても分からないようなどうでもいい存在になる。当たり前のことだけどその孤独を感じてしまう時がとてもさみしい。

他人の為に生き、苦しみ続けた彼らが最後に何を思ったのかは分からないけど、その人の為だけに生きられる程の存在に出会えた事に生まれてきた意味があると感じた。
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