囚人の矯正プログラムの一つで寓話劇を刑務所内で行なっていたのを、エチエンヌを講師に迎えて不条理演劇の『ゴドーを待ちながら』を刑務所内でなく、劇場で行ったところ話題になっていき…といった実話に基づいた映画。
「予想外のラストが、あなたを待っている」とキャッチコピーとしてあるが、別に予想外ではないし、自分はもっと最悪のラストを想像してたから別に驚きはなかった。
それよりも、囚人達が素直に言うことを聞いてる方が意外だった。(特に途中の抜け出したとこ)
というか、ラストは美談にして感動を誘いたいのか、何呑気に話してんの?そんなことしてる場合じゃないし、大問題やろって思って『は?』って感じやった。
あと、囚人達のためって言ってるけど、明らかにエチエンヌのエゴにしか見えなかった。