あき

アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台のあきのレビュー・感想・評価

4.5
「ゴドーを待ちながら」の不条理劇に込められたメッセージもさることながら、
映画以上に“舞台“は役者の息づかいとかを直接感じることができる“生モノでありリアル“を体感できる空間でありながら、
囚人にとってはその舞台という“ハコ“も結局は独房であったのだろうか。
あのラストを体感して、やはり実話というのは、創作では絶対ありえない終わり方をするからこそ我々の想定を超えたドラマがあり、その圧巻のラストに圧倒されて放心する。
あき

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