けーな

アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台のけーなのレビュー・感想・評価

3.6
売れない俳優が、刑務所の囚人たちに演技を教えることになり、癖の強い囚人達相手に奮闘する物語。スウェーデンでの実話を元に、ヨーロッパ各地で、舞台演劇となって人気を博しているストーリーを、フランスで映画にした作品。

終盤まで、盛り上がりに欠けるというか、淡々と進むので、ちょっと退屈な気持ちになりながら観ていたが、ラストに惹きつけられた。

これから観る方には、情報無しで観ることをお勧めする。

先日、ラグビーワールドカップ2023が始まり、たまたまその日に、この映画を観たのだけれど、なんと、この映画の最初と、終盤に、ニュージーランドのラグビーチーム「オールブラックス」が踊ることで有名な「ハカ」を、登場人物達が、気合いを入れるために踊るシーンがあったので、びっくりした。終盤、芝居に出る囚人達が、ハカを踊るシーンが、とても印象的。ちなみに、この映画に、ラグビーは、出てきません。
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