昼寝

殺人捜査線の昼寝のレビュー・感想・評価

殺人捜査線(1958年製作の映画)
5.0
再見。やっぱり世界一面白い。ただ真っすぐ死に突き進む破滅的な速度が映画を支配していながら、その道中の寄り道も端折らずにしっかり見せてくれるのが良い。サウナやスケートリンクのような日常が死の直前まで彼らの傍らにあること、そういったなんでもない場所が簡単に死の空気に染まってしまうこと。

20230216DVD ☆5.0
世界にこれより面白い映画がいくつある?めちゃくちゃ楽しかった。まずオープニングの自動車事故の速さが凄すぎて巻き戻して2回見る。ドン・シーゲル印のサイレンサー、白昼堂々のサウナ殺人。イーライ・ウォラックが二の足踏んでる間にわらわら出てくる子供たち。顔を見てはいけない男 ザ・マンの溜めに溜めた「お前は死ぬ」、その直後の呆気ない死。最期の言葉を集めているロバート・キースが死の直前に何も言えなくなる!波止場、スケートリンク、建設途中のハイウェイ、空間の使い方も凄く良かった。マジで世界で一番面白い、最高。
昼寝

昼寝