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人数の町のsmrのネタバレレビュー・内容・結末

人数の町(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

訳ありの人たちが集められた、ルールさえ守っていれば衣食住が確立されている町の話。

集められた目的がすごく面白くて、ネットでの批判やレビューなどを書き込んだり、デモやテロ、バズ目的のサクラ的な
とにかく数を使って社会を密かに動かしている人たちの話。
普通に考えると指示されたことをするだけで衣食住が確保されているのはありがたい話だけど、ある意味では囚われた生活だよね。
あの町にずっと居たまま流され続けていたら人間として何か欠けてしまいそう・・・。
結局主人公家族は戸籍もないから、町の職員として働くしかない訳だけど
それを見る限り、他のチューターも元はデュードだったんだね。

ラスト「景色が綺麗に見えるのは自由だからだ」は自分自身に向けた言葉なのかな。
一人ひとり大事にして個人として見られている現代で、人を数としてしか見ていない。ってのも面白かった!
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