『もっとカオスに振り切って欲しい映画』
借金取りに追われた主人公は黄色いツナギの男に助けられる。
そして主人公がたどり着いたところはとある街だった。
とにかく褒めて食糧を得たり、とにかく文句を書き込んで食糧を得るなど簡単な労働と引き換えに衣食住が補償される街だった…みたいな映画
日本の行く末の一つとして面白いと思った。黄色いツナギのチューターと指示に従い何も考えず作業をするデュードの対比。
何がなんだか分からない主人公は周りの人にどういうことか聞いたりするが段々と染まっていき考えなくなってしまう危うさ。
将来に希望を持てない若者世代や道を踏み外し借金まみれな若者など、どうにもならない人々が考えることをやめてしまい映画のような街の一員になってしまうことは十分考えられる。
そんな人々が増えれば映画のようにステマや選挙の不正など利用されてしまうことも十分あり得ると思った。
設定が面白いのでもっとカオスに振り切って欲しいと思った。
ある意味終末世界な感じの映画。
周りの人の評価が低めだが設定が面白い映画でした。