このレビューはネタバレを含みます
実際に起きていそうな感を醸し出す前半はゾクゾクしたが、終盤の回収(もしてないが)が雑というか、バタバタで終わった。「尿道」がつっかえた状態で強制終了された感。
紅子の正義感しかなく、知恵も想像力もないヒロインならば、ボニーとクライド風ラストで見たかったなー。
とはいえ、社会派に見せつつ押し付けない圧のなさや、構想はとても面白いと思っていて、鑑賞後も心に引っかかっているのも事実。。。
追記:ふと思った。老人があの街には皆無だった。死んだら埋められるのかな、といった会話はあったが、人数としての役割を果たせなくなったらその人たちはどうなるのだろう。。。あああああ、不気味。