このレビューはネタバレを含みます
町の設定は凄いと思う。
契約書的なものに記載されている失うものは戸籍だけなのだろうか。
戸籍を売れば思ってたよりパラダイス!
町への導入部分(ロッカーからパーカー取るとこ)に町の運営側の強気を感じ…
希望はあるけど救いがないのか、救いはあるけど希望はないのか、それともどちらもないのか。といったラスト。
誰しも思考を停止してただの人数になっている部分はあるよねと思うと、それがラクなのもわからなく…
フェンス、それは称賛と拒絶の間。
Hi,Dude.キノフィルムって異彩を放っている配給会社だよね。
やけに不穏な世界のように感じる町。どう見てもこれはディストピアだと見ていながら。
冒頭から音楽…
このレビューはネタバレを含みます
自分の感覚にハマった映画と出会えた。
こんなに頭使って観ようとしたのは久しぶりだった。
まず意識閉ざしてるかのように列つくって入っていく人々、何の疑問も持たず意義唱えずに皆と同じ事をする住人たち。…
とにかくモチーフの面白さ、これだけは保証できる。「抜け出せない」というのは実際のところ不正確で、「抜け出す気になれば抜け出せるよ」と不敵な笑みを浮かべて手招いている社会の縮図を描いている。「自由」に…
>>続きを読む薄暗く陰鬱で不気味な画面の向こう側にある、現代の社会問題への皮肉を込めたメッセージ性のある作品
ランティモス監督の『ロブスター』を想起させるような、閉鎖的な設定や世界観はおもしろくてワクワクできまし…
(c)2020「人数の町」製作委員会